IPA、「標的型メール攻撃対策に向けたシステム設計ガイド」を公開
情報処理推進機構(IPA)は、標的型攻撃の全体像や特徴、システム設計による対策法をまとめた「『標的型メール攻撃』対策に向けたシステム設計ガイド」を公開した。
同ガイドは、メールを用いた標的型攻撃について、攻撃の背景や攻撃シナリオ、対策の重要性、システム設計について解説した資料。全70ページのPDFファイルで、同機構のサイトから無料でダウンロードできる。
対象読者として、ネットワークやサーバ、業務システムの管理者、システムインテグレータ、システム発注者などを想定。同機構が2011年に公開した「『新しいタイプの攻撃』の対策に向けた設計・運用ガイド」の続編に位置付けており、その後の情勢を反映した。
同ガイドでは、標的型攻撃の全体像や特徴を解説。その上で内部侵入後に行われる攻撃者によるインフラ構築、内部ネットワークの情報収集、機密情報の窃取やシステム破壊などを防止するシステム設計について重点的に紹介している。
(Security NEXT - 2013/08/30 )
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