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「Googleグループ」を公開設定で利用、留学生の個人情報流出 - 神戸大

神戸大学において、グループ間で情報を共有できるサービス「Googleサービス」を誤って公開設定で利用し、個人情報が流出していたことがわかった。

同大留学生センターの日本語予備教育コースの一部クラスで、複数の講師間における情報共有のため、2013年4月からGoogleグループを利用。その際の閲覧設定を公開設定にしていたため、関係者以外も閲覧可能な状態だった。8月11日に外部から指摘があり判明したという。

閲覧可能となっていたのは、同クラスの受講生5人の成績評価案、出欠含む学習進捗状況などで、一部受講生は氏名も含まれる。

問題発覚後、関係者以外はアクセスできないよう設定を変更。掲載していた成績情報を削除した。また対象となる受講生にはメールで謝罪している。

(Security NEXT - 2013/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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