Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスペルスキー、6月後半より不正な新種ifameの検知増加

カスペルスキーは、マルウェア「Trojan-Downloader.JS.Iframe.deg」の検知数が国内で増加しているとして注意を呼びかけている。

「Trojan-Downloader.JS.Iframe.deg」は、ウェブサイトに埋め込まれた悪意ある「iframe」タグを検知したもの。閲覧することで、マルウェアを感染するおそれがある。ウェブサイトの改ざんなどで被害が拡大している可能性もある。

同社では、6月25日より感染を確認しており、7月5日の時点でワールドワイドにおいて6445件のユーザーから検知した。通知数は1万6000件を超えているという。特に感染が目立っているのは、日本と米国で1000件近くを検知。インド、ドイツなども、500件強を観測している。

(Security NEXT - 2013/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
農政情報の案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 燕市
IIJ、メールサービス侵害の調査結果を公表 - 全契約の約9%に影響
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
「PyTorch」に脆弱性 - セキュリティ設定有効化でもRCEのおそれ
「WinZip」にあらたな脆弱性 - 警告表示を回避するおそれ
「OpenSSH 10.0」公開、DSA署名廃止 - 認証分離でセキュリティ強化も
若年層向け人材育成ハッカソン「SecHack365」、参加者募集を開始
高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県
サイバー攻撃による個人情報流出が判明 - HOYA