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日立、大容量データの安全な送受信を実現するクラウドサービス

日立製作所は、大容量データの安全な送受信を実現するクラウドサービス「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」を、6月12日より提供開始する。

同サービスでは、国内外の拠点間や取引先企業間で、設計図面や動画データなどギガバイトサイズの大容量ファイルを安全に送受信する環境を構築。同社の企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」のサービスメニューとして提供する。

ウェブブラウザ上で送信したいデータと宛先を選択し、送信開始ボタンを押すだけで送信完了となる。データ転送を多重化する技術により、通信の高速化を実現。また通信時に回線切断が起きた場合は自動通知し、代替のデータ伝送路を確保する。

セキュリティ対策では、HTTPSによる通信経路の保護や、多重化通信による転送途中の盗聴防止、配信データの取消/自動削除、IPアドレスによるアクセス制限、ユーザー利用ログ取得などの機能を搭載している。また、日本語、英語、中国語対応のヘルプデスクを用意している。

(Security NEXT - 2013/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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