Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IIJ、MDMサービスに「セキュアブラウザ」 - 画面キャプチャやデータの残存を防止

インターネットイニシアティブは、クラウド型MDMサービス「IIJ Smart Mobile Managerサービス」に、スマートデバイス専用の「セキュアブラウザ」を7月上旬より提供する。

同サービスは、iOSおよびAndroid端末を一元管理できるクラウド型サービス。あらたに追加した「セキュアブラウザ」では、スマートデバイスにおけるウェブアクセスのポリシーを一括設定することが可能。立ち上げるたびに最新のポリシーを適用できる。

通信履歴やキャッシュ、クリップボード、画面キャプチャなどを禁止でき、「Officeファイル」や「PDFファイル」の表示をブラウザ内に限定することで端末内へデータが残存することを防止できる。クライアント証明書を用いた認証にも対応した。

また、「IIJ GIOリモートアクセスサービス」「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」など同社のセキュリティサービスと連携させることで、パソコンと同一のセキュリティポリシーで運用できる。セキュアブラウザの料金は、初期費用が1契約あたり2万円。月額料金が1端末あたり250円。

(Security NEXT - 2013/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性