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ALSI、「InterSafe ILP」の最新版 - 暗号化ファイルのウイルス検知が可能に

アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、ファイルの暗号化やデバイス制御などの製品群で構成されている「InterSafe ILP」の最新版を販売開始した。

「同Ver. 3.0」は、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」、デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」、ウェブ型申請、承認ソフト「InterSafe WorkFlow」、USBメモリの暗号化ソフト「InterSafe SecureDevice」、PDF作成ソフト「InterSafe SecurePDF」で構成されているセキュリティソリューション。

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新機能「InterSafe SecurePDF」

最新版では、PDFを作成できるソフト「InterSafe SecurePDF」を追加。暗号化やパスワード、有効期間、コピーや印刷の制御など、セキュリティ機能を設定したPDFを作成できる。

また従来のファイル暗号化製品では、不正なファイルも暗号化され、セキュリティ対策ソフトで検知できない問題が存在するが、「InterSafe IRM」では、ウイルス対策ソフトがファイルを読み込むタイミングのみ、自動的に復号化できる機能を追加。暗号化ファイルのウイルス検知に対応した。

さらに「InterSafe WorKFlow」のオプションとして、許可されたデバイスへの安全な持ち出しを実現する「クイック書き出し機能」を追加している。

(Security NEXT - 2013/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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