Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイト改ざんで閲覧者にウイルス感染のおそれ - 日本郵政グループ会社

日本郵政のグループ会社でダイレクトメールの代行サービスなどを提供しているJPメディアダイレクトのウェブサイトが、一部改ざんされていたことが判明した。閲覧者にウイルス感染のおそれがあるという。

改ざんが発生したのは、ダイレクトプロモーションに関する情報を提供している「How to ダイレクト」のページ。外部から指摘を受けて判明したもので、現在同ページを閉鎖している。

同社では詳細について調査を進めているが、2月18日から27日にかけて改ざんされていた可能性が高いという。問題のページを閲覧すると、ウイルスに感染する可能性があった。

同社では、感染する可能性があったウイルスの種類や対処法などについて、判明次第、サイト上で報告したいとしている。現在は、心当たりがある利用者へ、セキュリティ対策ソフトなどを用いて感染の有無を確認するよう呼びかけている。

また、同社のメール配信サービス経由で約2600通のメールが発信されたという。現段階で改ざんとの関連性はわかっていないが、メールアドレスなど個人情報の流出については否定している。

(Security NEXT - 2013/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
飲食店向け備品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
空手関連通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
青果の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性