「Kingsoft Writer」にバッファオーバーフローの脆弱性
キングソフトのオフィススイートに含まれる「Kingsoft Writer」に、バッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報サイト「JVN」によると、細工されたファイルを開くことによって脆弱性が攻撃を受けると、バッファオーバーフローが発生し、任意のコードを実行されるおそれがあるという。
「同2007」「同2010 バージョン番号2723」および以前のバージョンに含まれる。ただし、「同2012」やAndroid向けの製品は影響を受けない。「同2010」の最新版で脆弱性が修正されており、キングソフトやJVNではアップデートを呼びかけている。
今回の脆弱性は、フォティーンフォティ技術研究所の鵜飼裕司氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2013/03/01 )
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