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クレカ情報狙う三菱東京UFJ銀行装ったフィッシング攻撃が発生

フィッシング対策協議会は、三菱東京UFJ銀行を装い、クレジットカード番号などを詐取するフィッシング詐欺が発生しているとして、注意喚起を行った。

今回確認されたフィッシングメールは「MUFG - Message」という件名で送信されており、メール内のリンクから同行を偽装した詐欺サイトに誘導する。誘導先のURLとして、すでに6種類が確認されている。

メールの本文は「あなたのアカウントは、セキュリティを確認するために選択されています。あなたのアカウントを確認するには、以下のリンクをクリックしてください」と不自然な日本語で記載されていた。

誘導先のサイトでは、クレジットカード番号やカード名義人、有効期限、セキュリティコードなどの入力を求める。同協議会では、情報を入力しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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