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NEC、専門企業と連携する独自組織でサイバー攻撃対策の支援体制を強化

NECは、サイバー攻撃対策のノウハウを蓄積する横断的な組織を設置し、企業や官公庁向けのセキュリティソリューションの販売を強化する。

同社セキュリティ関連部門を連携させた組織「サイバーセキュリティ・ファクトリー」を設置するもので、企業や官公庁におけるサイバー攻撃対策の導入や運用を支援するための体制を強化する。

同組織では、トレンドマイクロ、ラック、フォティーンフォティ技術研究所、サイバーディフェンス研究所などセキュリティベンダーと連携。サイバー攻撃の動向やインシデント対応に必要な技術、ノウハウを集約し、サイバー攻撃対策ソリューションの開発拠点として活動する。

また同組織を活用し、標的型攻撃の脅威を可視化する「インシデント可視化ソリューション」、標的型攻撃による被害の有無を検査する「標的型攻撃検査サービス」など、サイバー攻撃の対策システムについて導入から運用支援までパッケージで提供。年間100億円の売上を目指す。

(Security NEXT - 2012/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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