auを装ったフィッシングが発生 - 今後も類似攻撃に注意を
auを装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、KDDIやフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
今回確認されたのは、KDDIが会員向けに提供しているサービス「au one net」のウェブメールを装った攻撃。フィッシングメールでシステムをアップグレードしたなどと騙し、誘導先のサイトでアカウント情報を入力するよう求める。
今回の攻撃ではHTMLメールを利用しており、本文中に記載されたURLと、実際にリンクされている誘導先のURLがまったく異なっていた。またメールの本文も文末の挨拶が「よろしく」のみであるなど不自然な部分も見られ、海外で作成された可能性もある。
誘導先のフィッシングサイトは、すでに停止していることが確認されているが、KDDIやフィッシング対策協議会では、同様の攻撃が今後発生する可能性もあるとして、誤ってIDやパスワードを入力しないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/10/26 )
ツイート
PR
関連記事
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD