auを装ったフィッシングが発生 - 今後も類似攻撃に注意を
auを装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、KDDIやフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
今回確認されたのは、KDDIが会員向けに提供しているサービス「au one net」のウェブメールを装った攻撃。フィッシングメールでシステムをアップグレードしたなどと騙し、誘導先のサイトでアカウント情報を入力するよう求める。
今回の攻撃ではHTMLメールを利用しており、本文中に記載されたURLと、実際にリンクされている誘導先のURLがまったく異なっていた。またメールの本文も文末の挨拶が「よろしく」のみであるなど不自然な部分も見られ、海外で作成された可能性もある。
誘導先のフィッシングサイトは、すでに停止していることが確認されているが、KDDIやフィッシング対策協議会では、同様の攻撃が今後発生する可能性もあるとして、誤ってIDやパスワードを入力しないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/10/26 )
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