auを装ったフィッシングが発生 - 今後も類似攻撃に注意を
auを装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、KDDIやフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
今回確認されたのは、KDDIが会員向けに提供しているサービス「au one net」のウェブメールを装った攻撃。フィッシングメールでシステムをアップグレードしたなどと騙し、誘導先のサイトでアカウント情報を入力するよう求める。
今回の攻撃ではHTMLメールを利用しており、本文中に記載されたURLと、実際にリンクされている誘導先のURLがまったく異なっていた。またメールの本文も文末の挨拶が「よろしく」のみであるなど不自然な部分も見られ、海外で作成された可能性もある。
誘導先のフィッシングサイトは、すでに停止していることが確認されているが、KDDIやフィッシング対策協議会では、同様の攻撃が今後発生する可能性もあるとして、誤ってIDやパスワードを入力しないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/10/26 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年11月24日〜2024年11月30日)
フィッシング詐欺犯への復讐アクションなど映画2作品とタイアップ - JC3
貸金庫取引を装った詐欺メールに注意喚起 - 三菱UFJ銀
フィッシング報告が18万件超、過去最多 - URLも大幅増
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2024」を発表
「Wget」非推奨機能に起因する脆弱性、アップデートで削除
官民でフィッシング啓発キャンペーン - 安易なクレカ入力に注意喚起
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド