Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

携帯電話利用者の約半分が端末紛失時の対策を未実施

シマンテックは、携帯電話利用者の約半分が盗難や紛失時の対策を実施しておらず、対策が進んでいないことを明らかにした。

同調査は2012年2月に日本をはじめ、太平洋地域の中国、シンガポール、インド、オーストラリアを対象に18歳から64歳までの500人を対象として実施したもの。

調査結果によれば、日本ではインターネット利用者の77%が携帯電話を1台以上所有。携帯電話によるインターネットの利用目的は、「ニュース、フィードを読む(46%)」「ソーシャルネットワーク上の交流(28%)」「ネットショッピング(27%)」が多い。また16%は、ネットバンキングや決済に利用している。

一方で、携帯電話利用者のうち約半分が、パスワードによる携帯電話の保護を実施しておらず、紛失や盗難時に備えて対策を講じていないことがわかったという。

携帯電話を紛失したり、盗難に遭った利用者は1割で、その90%が紛失だった。アドレス帳の紛失を困ったとする被害者が69%にのぼり、費用面で困ったとする52%を大きく上回った。また紛失や盗難を防止するために平均3064円を負担を受け入れると回答している。

(Security NEXT - 2012/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
介護老人保健施設の利用者情報、送迎中に紛失か - 生駒市
高校生徒の個人情報含む書類が飛散、1枚未回収 - 東京都
納付済通知書を紛失 - 廃棄書棚の搬出時に飛散か - 京丹後市
学生の個人情報含むPCを電車内で紛失 - 関東学院大
県立高で個人情報含むPC紛失、什器更新時に誤廃棄か - 神奈川県
公金収納に関する個人情報含む書類を誤廃棄 - JA新いわて