スマホ利用者の2.8%がウイルス感染経験あり - ウイルス対策実施は43.3%
スマートフォンにおいて、43.3%のユーザーがウイルス対策を実施していることがわかった。無料アプリを活用するユーザーは35.2%で、有料アプリ利用者を大きく上回った。
MMD研究所が、6月中旬に20代から50代までのスマートフォン利用者を対象に、オンラインでセキュリティ対策に関する意識調査を実施したもの。有効回答数は857。
スマートフォンにおいてウイルス対策の実施状況について尋ねたところ、43.3%が「対策をしている」と回答。9.5%が対応予定としており、35.4%は対策を講じていなかった。OSごとに見ると対策済みは「Android」が62.7%、「iOS」が12.0%だった。
対策の具体的な内容を見ると、「携帯電話会社が提供するセキュリティ対策に登録している」との回答が50.5%で最多。35.2%が「無料のセキュリティアプリ」を活用していた。有料アプリにより対策を実施しているユーザーは19%と2割に届いていない。
ウイルスの感染経験では、ウイルスへ感染したことがないとする回答が84%と多くを占めたが、2.8%が感染を経験。13.2%についても「わからない」と答えている。
(Security NEXT - 2012/06/28 )
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