Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、Javaのセキュリティアップデートを公開 - 今回はOracleのアップデートと同日

Appleは、Javaにおける複数の脆弱性を解消するアップデート「Java for OS X 2012-004」「Java for Mac OS X 10.6 Update 9」を公開した。

同プログラムは、「Mac OS X Lion 10.7.4」「Mac OS X 10.6.8」向けのJavaアップデートで、11件の脆弱性を修正した。不正なJavaアプレットを埋め込まれたページへアクセスして脆弱性が悪用された場合、サンドボックス外でコードを実行されるおそれがある。

Oracleが12日に公開した「JDK 6 Update 33」の内容を即日反映した更新となった。前回のアップデートは、Oracleのアップデートから約2カ月間を要し、その間に「Flashback」によるゼロデイ攻撃が発生。全世界で数十万台規模の大規模感染に発展した。

(Security NEXT - 2012/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因