届け出あったスマホアプリの脆弱性、85%に情報漏洩のおそれ - IPAまとめ
情報処理推進機構(IPA)によれば、2011年後半よりスマートフォンアプリの脆弱性に関する届け出が増加している。そのうち約85%に情報漏洩のおそれが存在していた。
同機構によれば、スマートフォンアプリの脆弱性は、2011年後半より届け出が寄せられている。2011年第3四半期に10件、第4四半期に17件、2012年第1四半期に7件のあわせて34件にのぼっており、ソフトウェア製品の脆弱性に関する届け出のうち、約4分の1を占める状況だ。
届けられた脆弱性34件のうち、85%が「アクセス制限の実装上の不備」に関する脆弱性で、情報漏洩につながるおそれがあったという。同機構は開発者に対して、データを管理、共有する機能を実装する際に、アクセス制限の設定を十分に考慮するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/04/25 )
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