Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

知人によるFacebookへの写真投稿、90.6%が不快感 - トレンド調査

Facebook利用者の9割が、自分の写真や情報を勝手に公開された場合に不快感を感じることがわかった。

トレンドマイクロが行った調査によって明らかになったもの。18才以上の国内インターネットユーザーを対象に、SNSでのプライバシーに関するアンケート調査を実施したもので、有効回答数は618件。

Facebookを利用中とする309人のうち、Facebook上で自分の写真や情報を勝手に公開された場合、「まったく気にしない」と答えたのはわずか9.4%にとどまり、90.6%が不快感を覚えると回答した。

一方、17.7%がユーザー同士ならば特に気にせず投稿すると回答しており、他人に投稿される場合と自分が投稿する場合で意識にギャップが見られた。

また携帯電話ユーザー587人のうち、179人(30.5%)が携帯電話で撮影した写真をSNSやブログで公開したことがあると回答。

そのうち、GPS機能のある携帯電話で撮影すると、写真に位置情報が付加される機能について知っているのは64.8%で、3割以上が知らないまま写真を公開していた。

同社は、意図せず自分や他人のプライバシーを公開しているケースが考えられるとして、写真や情報を投稿する際には慎重に行うよう注意を求めている。

(Security NEXT - 2012/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2022年4Qのセキュ相談 - 「偽警告」「不正ログイン」関連が増加
約3割が「他人のパスワードを知っている」 - アバスト調査
3Qのセキュ相談、偽SMSが3.1倍 - 「Emotet」関連は大幅減
フィッシング悪用ブランド、「au」が世界2位 - 「Emotet」国内活動は7割減
フィッシングサイトの多いブランド、「au」がグローバルで6位に
2Qセキュ相談、前四半期比約25%減 - 半減するも依然多い「Emotet」相談
セキュリティ関連の相談、前四半期比44.6%減
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
フィッシングサイト、「偽Microsoft」が最多 - 「偽楽天」は3Qに急増
「Emotet」相談、引き続き高い水準 - 偽脅迫メールは増加