横浜市の福祉施設で個人情報含むUSBメモリを紛失 - 入庫記録あるものの所在不明に
横浜市は、横浜市福祉サービス協会が運営する横浜市舞岡柏尾地域ケアプラザにおいて、個人情報のべ3818件が保存されたUSBメモリの紛失が発生したことを明らかにした。
所在不明となっているのは、高齢者や障害者、子育てに関する相談など、のべ3818件の情報が保存されていたUSBメモリ。相談者氏名や一部住所、相談日、相談内容などが記録されていた。
2月18日に職員がUSBメモリを使用したが、21日に同じ職員が保管庫からなくなっていることに気付いた。USBメモリにはパスワードが設定してあるという。また別のUSBメモリにバックアップしているほか、紙資料による保管も行っており、業務への支障はないと説明している。
同施設では、USBメモリを事務室内で利用。管理簿に入出庫の時間を記録していたが、今回入庫記録は残っていたものの、外部へ持ち出した可能性は低く、実際に入庫したか確認が不十分だったとしている。今後は共有サーバで行うことを検討し、使用するUSBメモリの本数を見直しするなど、再発防止策を検討している。
(Security NEXT - 2012/02/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員を停職処分、嫉妬から元同僚を虚偽文書で告発 - 埼玉県
支援学校で生徒の個人情報含む私物USBメモリ紛失 - 大阪府
教員がUSBメモリを紛失、判明から公表まで11カ月 - 新潟大
同窓会の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 金沢大
歯科医が患者情報含むUSBメモリを紛失 - 公立置賜総合病院
海外空港で教員が置き引き被害、PCなどに個人情報 - 東海大
小児療育センター利用者の写真データ含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 岩手医科大病院
市立保育所で児童の個人情報含むUSBメモリが所在不明 - 赤穂市
病状など患者情報含むUSBメモリを紛失 - 兵庫県立がんセンター