政府、「情報セキュリティ月間」に大規模サイバー攻撃を想定した訓練を実施
2月は、政府が情報セキュリティの普及啓発強化のために定めた「情報セキュリティ月間」。今年度は啓発活動や関連イベントのほか、大規模サイバー攻撃に備えた訓練が予定されている。
2011年度の取り組みでは、「国民を守る情報セキュリティサイト」で情報を発信して啓発活動を展開するほか、「Twitter」を活用し、関連行事や取り組みに関する情報を提供する。
さらに政府インターネットテレビで番組を配信し、セキュリティの重要性や具体的な対策について紹介するほか、ポスターやステッカーの配布を行う予定。また全国で講演会や関連行事の開催が予定されている。
2月2日には、キックオフイベント「国民を守る情報セキュリティシンポジウム」や政府機関を対象とした勉強会を開催し、標的型攻撃の顕在化など脅威の動向や官民連携の在り方について取り上げる。
また政府では、大規模なサイバー攻撃を受けた場合に、政府や関係機関が適切な対応を取れるよう、重要インフラ事業者がサイバー攻撃を受けたことを想定した訓練を期間中に実施する予定。
(Security NEXT - 2012/01/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
複数サーバでランサム被害、取引先にも影響 - 白崎コーポレーション
先週注目された記事(2024年9月1日〜2024年9月7日)
ランサム被害が判明、影響など調査 - モラロジー道徳教育財団
再委託先でランサム感染、被保険者情報が流出した可能性 - クボタ健保組合
サーバがランサム被害、原因や影響など調査 - ペット用品会社
端末20台が被害、ファイル約2.6万件が暗号化 - ニチイHD
ランサム被害で学生や保護者の個人情報が流出した可能性 - 廣池学園
サイバー攻撃で約78GB流出、個人情報含まず - フジ日本精糖子会社
ふるさと納税特設サイトにサイバー攻撃 - 玄海町
システムにランサム攻撃、ファイルが暗号化 - KISCO