BYODを考慮したスマホセキュリティガイドラインが公開 - 合言葉は「さあ、スマートフォンしましょう」
同フォーラムの「利用ガイドラインWG」でリーダーを務めるアルプスシステムインテグレーションの松下綾子氏は、公開に先立ち11月に開催された同フォーラムの成果発表会で、ガイドラインの作成時に配慮した点を説明している。
同氏によれば、利用者の目線で捉え、脅威やリスク、対策を理解してもらうためにゼロから議論してガイドラインを作成。スマートフォンの良さに気が付いてもらえるよう、利用シーンに注目して、対策や要件をまとめたという。
スマートフォンを「利用者の仕事に対するモチベーションを高めるツール」であるとして、ガイドラインではスマートフォン独自の特徴を捉えつつ、脅威やリスクばかりに目が行かないよう気を配った。
組織の競争力や生産性の向上も期待でき、前向きに使ってもらえるよう「さあ、スマートフォンしましょう」というスローガンも盛り込んでいる。
また同氏は、「ガイドラインにあるすべての対策を実施する必要があるわけではない」と利用方法に触れ、「利用目的を明確にして、必要なバランスの良いセキュリティを実施してほしい」と語っている。
(Security NEXT - 2011/12/15 )
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