MS、「緊急」2件含む月例セキュリティ更新プログラム8件を公開 - 23件の脆弱性を修正
「MS11-077」は、「カーネルモードドライバー」の脆弱性を修正するプログラム。共有フォルダ内で細工されたフォントファイルを開いた場合にコードが実行されるおそれがある。
「Microsoft Forefront Unified Access Gateway」のログイン画面においてクロスサイトスクリプティングが発生する不具合は、「MS11-079」で解消。同プログラムは、自動配信は準備中であり、ダウンロードし、手動で適用する必要がある。
さらに「MS11-080」では、「Ancillary Functionドライバ」において特権の昇格が発生する問題へ対応。
「MS11-082」で「Host Integration Server」において、リッスンポートへ不正なパケットが送り付けられた際にサービス拒否が発生する問題を修正した。外部公開サーバなど影響を受ける場合がある。
(Security NEXT - 2011/10/12 )
ツイート
PR
関連記事
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消