32%がスマホやタブレットにセキュリティ製品は「必要ない」 - マカフィー調査
スマートフォンやタブレット端末などのデバイスに、セキュリティ製品は必要ないと考えているユーザーが32%を占めることが、マカフィーの調査でわかった。
同社が実施した、個人が保有する「デジタル資産」に関する調査によって明らかになったもの。米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、オーストラリア、日本の10カ国、3000人以上のインターネットユーザーを対象に実施された。
調査によると、インターネットに接続できるデバイスを5台以上保有しているユーザーは25%、3台以上は60%にのぼる。デバイスに保有している写真や動画、音楽、個人情報などのデジタル資産は平均2777件、平均評価額は3万7438ドルだった。
ユーザーは、写真や動画など個人的な思い出に高い価値をおく傾向がある一方、デバイスに対するセキュリティ意識は低迷。セキュリティ対策を導入していないデバイスを所有しているユーザーは36%にのぼり、7%は一切対策を行っていないという。
セキュリティ製品について、実際に購入しているのは50%未満で、32%が購入する必要がないと回答。31%がコストを理由に購入をためらっているという。
(Security NEXT - 2011/09/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
Androidアプリ開発者向けセキュリティガイドに改訂版 - JSSEC
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
スマホのセキュ対策、80代の約4割が「何も行っていない」
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
最新Androidセキュアコーディングガイドに英語版 - JSSEC
Android 14の変更点をカバー - セキュアコーディングガイド新版
個情委、四谷大塚に行政指導 - 子どもを守るため特に注意必要