メールのウイルスチェックサービスに不具合、メールアドレスが流出 - イッツコム
ISP事業を展開するCATV局のイッツ・コミュニケーションズは、メールのオプションサービス「メールウィルスチェック」に不具合があり、利用者6909人のメールアドレスが流出したことを明らかにした。
流出が判明したのは、同サービスを利用し、特定の条件下で「ウイルスチェック結果報告メール」を受信していたユーザー6909人のメールアドレス。一部ユーザーは複数のアドレスを含むため、対象メールアドレスは7870件にのぼる。
「ウイルスチェック結果報告メール」の宛先に、複数ユーザーのメールアドレスが表示された状態で送信され、利用者間でメールアドレスを確認できる状態だった。
不具合は6月11日より発生しており、同社では8月18日に事態を把握。対象となるユーザーにメールで連絡するなどの対応を行った。
また問題発覚後、「ウイルスチェック結果報告メール」の配信を停止。メールの配信停止後も、「メールウィルスチェック」サービスは引き続き提供されているという。
今回の問題を受け、同社はサーバの交換やシステムの更新を実施。システム設定の一部に不具合があったことを原因として把握しているが、さらに開発メーカーと詳しい原因の特定を進めている。
(Security NEXT - 2011/09/22 )
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