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7月に登場したAndroid向け新種マルウェアは29件 - Dr.Web調査

Doctor Web Pacificによれば、7月にあらたに登場したAndroid向けの新種マルウェアは、29件に上っている。引き続き正規ソフトが悪用されるケースが報告されている。

同社が7月に確認したAndroid向けのマルウェアは、6月に発見された「Android.Gongfu」の亜種などをはじめ29件。なかでもスパイウェア「Android.GoldDream.1」は、ゲーム「Drag Racing」「Draw Slasher」など、正規ソフトに組み込まれ、非公式サイトで配布されていた。

同マルウェアを誤ってインストールすると、バックグラウンドで動作し、端末の識別情報や電話番号を外部サーバへ自動的に送信。その後の通話やSMSの内容なども、スパイウェアの作者に送られる。

さらに外部から操作も可能で、SMSスパムの送信や電話の発信、さまざまなプログラムのインストールなど、コマンドの実行することが可能だという。

同社では、信頼できるソフトウェア配布元以外からインストールしないよう呼びかけるとともに、セキュリティ対策ソフトの利用を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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