国内ネットバンクで不正アクセス多発 - IPAが注意喚起
情報処理推進機構(IPA)は、6月下旬以降、国内のインターネットバンキングに対する不正アクセスが発生しているとして、注意を呼びかけている。

セキュリティ対策を呼びかけるIPA
不審メールやスパイウェアにより顧客情報を窃取する攻撃が発生していることから、インターネットバンキングのサービス提供者や利用者へ広く注意を呼びかけたもの。
すでに一部では振込被害が発生しており、地方銀行を中心に20以上の金融機関が注意喚起を実施するなど、警戒を強めている。
同機構では、インターネット利用者に対し、「セキュリティパッチの適用」「最新ソフトの利用」「不審なサイトやメールへアクセスしない」「パスワードの漏洩防止」など基本的な対策を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/08/04 )
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