Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

チェック・ポイント、次世代ファイアウォールを市場投入 - 藤岡社長「3年で売上を倍増」

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、包括的なセキュリティ対策を実現するセキュリティソリューション「Check Point R75」の国内販売を開始した。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ代表取締役社長の藤岡健氏
代表取締役社長 藤岡健氏

同製品は、同社独自の「ソフトウェアブレードアーキテクチャ」をベースとしたセキュリティゲートウェイ。ファイアウォール機能にくわえ、IPSやアプリケーションコントロール、情報漏洩対策など必要に応じて機能を追加できる。

最新版では、「Identity Awareness」「Application Control」のほか、「DLP」「Mobile Access」といった新機能を用意。「ポリシー」「ユーザー」「セキュリティの実施」による多面的なセキュリティ対策が可能で、同社が提唱するコンセプト「3D Security」を具現化したという。

同社代表取締役社長の藤岡健氏は、今回の新製品の投入にあたり、今後3年以内に国内の売上規模を倍増させるとの計画を明らかにした。

同社では、従来ディストリビューターやパートナー経由で製品を販売するスタイルだったが、計画実現に向けてあらたに営業とエンジニアを拡充。大口ユーザーに対するきめ細やかな「ハイタッチ営業」を展開する。

110705cp3.jpg
従来製品から新製品への移行を促進する

具体的には、ゲートウェイの単一機能を利用しているユーザーが多いため、インテグレーションが可能な体制を整備し、さまざまなアプリケーションを利用できる新製品への移行を促進する。

さらに既存ユーザーを対象とした下取りや、他社製品からの乗り換え需要に対応するプロモーションを展開するほか、サポート体制についても強化していく。

(Security NEXT - 2011/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

主要ベンダー製品と連携するXDRを7月に提供 - Cisco
パロアルト、「PAN-OS」に新版 - Advanced WildFireなど新機能
EGセキュア、クラウド型WAFサービスを提供 - CMS向け設定や国別フィルタも
AWS向けFWマネージドサービスの国内展開を開始 - パロアルト
パロアルト、「Prisma Access」の新版を提供開始
クラウド処理を活用、「PAN-OS 10.2 Nebula」をリリース - パロアルト
フォーティネット、新シリーズ「FortiGate 3000F」を発表
Akamai、WAFとAPI防御を統合したWAAP「App & API Protector」を発表
中小企業向けUTMの新モデルを投入 - ウォッチガード
ホスト型WAFに新版、Cookie保護を強化 - JP-Secure