Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

漏洩事件増加でDBセキュリティ団体が緊急提言 - 「DB管理再考を」

データベース・セキュリティ・コンソーシアムは、オンラインサービスにおけるデータベースと機密情報の保護について再考を促す緊急提言を発表した。

同提言では、企業におけるITへの依存度が高まり、データの保有量も増加する一方で、価値が高い情報が売買するといった不正行為や、企業の信頼を失墜させる攻撃の発生など、データベースが攻撃の標的となっており、リスク対策が重要なテーマであると指摘。

情報漏洩事件や事故の増加なども報告されており、境界線防御についても限界を迎えていることから、最近の動向を踏まえ、データベース管理策の見直しを呼びかける提言を取りまとめた。

事業者にリスクやデータベースに対する攻撃のシナリオなどを整理。攻撃手法の巧妙化や従来対策の限界と行った認識すべきポイントをはじめ、不正アクセス検知や脆弱性管理など管理策見直しに向けた技術的な提言を盛り込んだ。

(Security NEXT - 2011/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

エアギャップ環境向けオンプレEDRを国内展開 - サイバーリーズン
「Versa Director」に深刻な脆弱性 - 「DB」の規定パスワードが共通
「InfluxDB」に全トークンが取得可能となる脆弱性 - 修正を準備中
Array Networks製VPN狙う脆弱性攻撃に注意 - 米当局が呼びかけ
「WinZip」に保護機能バイパスの脆弱性 - 6月の更新で修正済み
道路台帳付図を個人情報未削除で公開 - 北海道開発局
危険な脆弱性タイプのランキング - CSRFやコード挿入が上昇
「PostgreSQL」にアップデート、脆弱性を修正 - 「同12」はサポート終了へ
「Laravel」に動作環境を変更される脆弱性 - CNAとCISAで異なる評価
Palo Altoの移行ツールに脆弱性 - ファイアウォールの認証情報などが漏洩するおそれ