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国内でも自動更新による「IE 9」の配布が6月21日よりスタート

日本マイクロソフトは、日本国内における「Internet Explorer 9」の自動更新による配布を、6月21日から順次開始する。

「IE 9」の自動更新による配布は、他国では4月19日より開始されたが、日本では東日本大震災の影響により延期されていた。配布はWindows UpdateおよびMicrosoft Updateを通じて行われる。

強制的にインストールされることはなく、「インストールする」「インストールしない」「後で確認する」の3つのオプションから選択できる。

また同社では、「IE 9」の利用を見合わせたい場合、自動更新による受信をブロックするツール「Internet Explorer 9 Blocker Toolkit」を提供している。

(Security NEXT - 2011/06/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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