Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SpyEye亜種」を国内外で観測、今後の活動に注意 - トレンド月間レポート

トレンドマイクロは、2月における国内外の不正プログラムの検知状況を取りまとめた。

レポートによると、国内ランキングの1位は「WORM_DOWNAD.AD」で、検出数は4570件だった。前月5000件以上検出され上位だった「CRCK_GETCPRM」は早くも10圏外へ消えている。

ファイル共有ソフト経由で感染し、情報漏洩にもつながる暴露型ウイルス「WORM_ANTINNY」は、前月に引き続き多数検出されており、5位と8位に入っている。

7位には、2月に登場したネットバンキングの口座情報を盗むボット「SpyEye」の亜種「TROJ_SPYEYE.SMEP」が新規ランクインした。

(Security NEXT - 2011/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月5日〜2024年5月11日)
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」