Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

通販サイトで暗号化処理に不備 - 高島屋

高島屋は、ショッピングサイトのカタログ申し込みページにおいて、暗号化処理が正しく行われない不具合が発生していたことを公表した。

不備が判明したのは、同社ショッピングサイトで通販やギフト、おせち料理などのカタログ送付を依頼するページ。

氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど個人情報を送信する際に、SSLによる暗号化を実施しているとアナウンスしていたが、実際はSSL処理が行われていないことが判明したという。

暗号化が実施されていなかった期間は、2010年5月19日から2011年3月2日11時までで、ページからカタログ送付を依頼した6064人に影響があるとして、同社では関連する顧客へ連絡を取り、謝罪している。

情報の外部流出などに関連する問い合わせなどは、確認されていないという。同社では問題のページを一時停止して修正し、安全性を確認したうえで4日より再開している。

(Security NEXT - 2011/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

臨時業務用PC2台を紛失、リース返却時に判明 - 栃木県
ランサム被害の保険見直し本舗、個人情報流出の可能性
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
サーバがランサム被害、情報流出など影響を調査 - サンエイ