Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS10-090」で生じたIEの文字化け問題、2月の月例パッチで修正される

マイクロソフトは、2010年12月に公開した月例セキュリティ更新プログラム「MS10-090」で生じていた文字化けの不具合を、2月の月例セキュリティプログラム「MS11-003」で解消した。

問題の不具合は、「Internet Explorer」向けのセキュリティ更新プログラム「MS10-090」を適用すると生じるもので、メールソフトやサーバ側でHTTPヘッダの文字コードを「ISO-2022」へ設定している一部ウェブサイトを表示した際に、文字化けが発生していた。

同社では不具合について公開時より把握しており、メールソフトの不具合については、同時に公開した「重要な更新プログラム」で対応。ウェブサイトで生じる文字化けについて対応プログラムの開発を進めていた。

(Security NEXT - 2011/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
乗換案内サイトで別の顧客情報を表示 - キャッシュ不備で
キャンペーン応募サイトで設定ミス、個人情報を誤表示 - ヤマナカ
オンラインデザインツール上で他校生徒情報が閲覧可能に - 鹿島市
サーバに不正アクセス、被害範囲などは調査中 - 高見澤
番組モニター資料に別人向けデータ、システム不具合で - NHK
「a-blog cms」に脆弱性、すでに攻撃も - 侵害状況の確認を
新規アプリ登録者のメアド流出、システム設定ミスで - マクドナルド
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ