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「Waledac」が活動再開、国内含む1400台を超える規模に

その後1000台ほどで構成されるボットネットが観測されたが、1月5日に活動を突然停止。利用されていたドメイン名についても解決できなくなったものの、その間にバージョンアップされ、再び10日ごろより活動を再開した。

再開後は医薬品に関するスパムを送信しており、関係性は不明ながら同様に復活した「Rustockボットネット」に似た傾向があると同社は分析している。

「Waledac」は、欧米を中心に約1400台の規模に拡大。日本国内でも感染が確認されており、同社では、スパムを誤って開かないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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