GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、GeoVision製のネットワーク機器に関する既知の脆弱性が悪用されているとして注意喚起を行った。
現地時間2025年5月7日に2件の脆弱性「CVE-2024-6047」「CVE-2024-11120」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加した。
サポートが終了したGeoVision製のネットワークカメラやビデオサーバ、デジタルビデオレコーダー、車両ナンバープレート認識デバイスなど複数の機器がこれら脆弱性の影響を受ける。
いずれもOSコマンドインジェクションの脆弱性で、悪用には認証を必要とせず、リモートより任意のコマンドが実行されるおそれがある。2024年6月、11月にそれぞれアドバイザリが公開されていた。
CVE番号を採番したTWCERT/CCでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
(Security NEXT - 2025/05/08 )
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