Google、マルウェア感染サイトを検索結果で表示 - 運営者へ通報も
Googleは、同社検索サービスにおける検索結果表示で、マルウェア感染サイトの警告表示を強化した。
改ざんなどによりマルウェアを配布するようなサイトについて、警告表示を強化したもの。従来より同社では、検索結果上で「このサイトは危害を与える可能性があります」といった警告表示を行っていたが、あたらしい警告表示では、ウェブサイトがマルウェアへ感染している可能性について明示する。
同社は、改ざんされていると疑われるウェブサイトを自動化ツールを用いて検出。検索結果によるインターネット利用者への警告表示だけでなく、同社が提供している「ウェブマスターツール」のアカウントやメールアドレスなどを通じてウェブサイトの運営者に対しても通知を行うとしている。
同社では、問題の箇所が修正された場合、検索結果上の通知は数日中に自動的に削除されるとしているが、ウェブ運営者が表示を取り除くよう、評価を求めることができるという。
(Security NEXT - 2010/12/20 )
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