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国内のボット収集数や未知検体数が減少 - CCCまとめ

一方攻撃事象収集型は、先月に引き続き国内の収集がトップ。既知の脆弱性である「MS04-007」に対する国内の攻撃増加が見られた。攻撃後はマルウェアのダウンロードを試みる動きが見られたが、多くは失敗していたという。

検体種類別ランキングでは、両ハニーポットとも「WORM_DOWNAD.AD」が1位で、2位と10倍以上の差をつけるなど圧倒的多数を占めている。前月2位の「WORM_RBOT.SMA」はランキングから姿を消した。

同センターが提供する駆除ツール「CCCクリーナー」の利用者から任意で提供された検出状況などのログを分析すると、10月に収集したログのうちサービスパックを適用していない「Windows XP」から「同SP2」が合わせて9.5%、「Windows 2000」が3.4%と、依然として利用者は減っていない。

(Security NEXT - 2010/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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