図書館システムの不具合でMDISが謝罪 - 流出件数は約3000件
同社はアクセス障害について、頻度の高い機械的なアクセスがあり、仕様上の問題から不具合が発生したと原因を説明。障害発生時にシステム解析や性能調査による原因の究明を実施しておらず、適切に障害対策を講じていなかったことから対応が遅れたことを認めた。
また図書館に対する説明が不十分だったとし、システムインテグレーターとしての責務を十分に果たしておらず、図書館や利用者に迷惑をかけたとして謝罪。6月末からシステムの改良を行い、11月15日に対象となる図書館システムの修正を完了したとしている。
アクセス障害については、起訴猶予処分となったものの、クローラーを利用してアクセスしたユーザーが偽計業務妨害容疑で逮捕される問題に発展。一部からシステムの不具合など指摘する声があがっていた。
(Security NEXT - 2010/12/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
図書館の公開文書で個人利用者番号が参照可能に - 名古屋市
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
来館者にメモ用紙として配布した伝票に個人情報 - 石垣市立図書館
保育士が緊急連絡表を私的持出 - 貸出本に挟み図書館へ返却
図書館利用団体のメアド流出で謝罪 - 千葉市
図書館でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 新潟青陵大
対面朗読協力者のメールアドレスが流出 - 大阪市立中央図書館

