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図書館システムの不具合でMDISが謝罪 - 流出件数は約3000件

同社はアクセス障害について、頻度の高い機械的なアクセスがあり、仕様上の問題から不具合が発生したと原因を説明。障害発生時にシステム解析や性能調査による原因の究明を実施しておらず、適切に障害対策を講じていなかったことから対応が遅れたことを認めた。

また図書館に対する説明が不十分だったとし、システムインテグレーターとしての責務を十分に果たしておらず、図書館や利用者に迷惑をかけたとして謝罪。6月末からシステムの改良を行い、11月15日に対象となる図書館システムの修正を完了したとしている。

アクセス障害については、起訴猶予処分となったものの、クローラーを利用してアクセスしたユーザーが偽計業務妨害容疑で逮捕される問題に発展。一部からシステムの不具合など指摘する声があがっていた。

(Security NEXT - 2010/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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