Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小学校で図書館利用データ含むHDDが所在不明 - 大阪市

大阪市は、市立小学校において、図書館利用者の個人情報が保存されたハードディスクが所在不明になっていることを明らかにした。

同市によれば、4月7日9時ごろ、職員室のロッカーに保管してあったハードディスクの所在がわからなくなっていることが判明したもの。

問題のハードディスクには、同校図書館における利用データのバックアップが保存されていた。2019年度に在籍していた全児童406人分の氏名、学年、クラス、図書の貸出記録などが含まれる。

3月31日に職員が業務終了後、ロッカーへ返却した際に異常は見られなかったという。保管していたロッカーはカギがついておらず、施錠されていなかった。

同校では2019年度在籍児童の保護者に対して、説明と謝罪を行っている。また盗難の可能性もあるとして警察へ被害届を提出する予定。

(Security NEXT - 2020/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員が消防学校で業務データ含む私物HDDを紛失 - 板野東部消防組合
市立幼稚園で園児の撮影画像など含むメディアを紛失 - 尼崎市
小学校で許可のもと持ち出したUSBメモリが所在不明に - 神栖市
患者情報含むポータブルHDDが所在不明に - 浜田医療センター
「優越感」感じデータを不正持出、職員を懲戒処分 - 東温市
委託先が帰宅途中にPC紛失、HDDは暗号化 - 広島県指定検査機関
取引先から預かった個人情報含むHDDを紛失 - ブロードリーフ
番組関連映像含むHDDが盗難、電車内で置き引き被害 - 関テレ
業務用ノートPCを帰宅途中に紛失 - 加賀電子
小学校防犯カメラの映像含むHDDレコーダーがオークションに - 横浜市