Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

来館者にメモ用紙として配布した伝票に個人情報 - 石垣市立図書館

石垣市立図書館において、不用となった伝票をメモ用紙として来館者向けに配布していたところ、個人情報が含まれていたことがわかった。

同市によれば、8月31日から9月18日にかけて不要となった連続伝票を図書館の来館者向けにメモ用紙として提供していたところ、過去の電算処理で個人情報が印字された帳票が含まれていたもの。

9月18日の館内見回り時に、個人情報を印字した用紙が用紙が入った箱にあることに職員が気づき、館内に設置した2箱を回収。

事務室内の1箱とあわせて確認したところ、他課の業務に関する個人情報が印字された書類が複数入っていることが判明した。

期間中、来館者が個人情報が印字された用紙を持ち帰った可能性があるという。対象者の特定は難しく、個人情報が含まれる用紙を持っていた場合は、同館まで連絡するよう利用者に呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性に対処
Cisco、セキュリティアドバイザリ15件を公開
サポート詐欺被害で個人情報流出の可能性 - ウエルシア薬局
保育料認定の現況届に別人の文書を同封 - 福岡市
イベント申込者へのメールで誤送信、メアド流出 - 群馬県
共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな
スマホのセキュ対策、80代の約4割が「何も行っていない」
ウェブホスト管理ツール「CyberPanel」に脆弱性 - ランサムウェアが悪用
10月の脆弱性悪用警告は17件、前月の約3分の2に - 米CISA
リコー製プリンタや複合機など142機種に深刻なRCE脆弱性