Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「地方自治情報センター」装った不審メールに注意 - 添付PDFでゼロデイ攻撃

「地方自治情報センター」を装った不審メールが出回っている。添付ファイルを誤って開くと未修整の脆弱性が攻撃され、ウイルスへ感染する可能性があり、総務省やセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。

問題のメールは、「地方自治情報センター」を装って「住民税還付 還付追加―総務省」といった件名で送信されており、税金還付に関する情報提供を行うように見せかけ、細工したPDFファイルを開かせようとするという。

攻撃を確認したトレンドマイクロが調査したところ、誤って添付ファイルを開くと、脆弱性が悪用され、「BKDR_SYKIPOT.A」「TROJ_AGENT.ATML」に感染。感染後は、任意のプログラムが実行されたり、情報漏洩が発生する可能性があることが判明した。

今回悪用された脆弱性は、10月に明らかになったもので、Adobe Systemsでは、11月15日の週にアップデートの提供を予定しており、現在修正プログラムが提供されていない。総務省やトレンドマイクロでは、誤ってファイルを開かないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年12月28日〜2026年1月3日)
スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)