Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「地方自治情報センター」装った不審メールに注意 - 添付PDFでゼロデイ攻撃

「地方自治情報センター」を装った不審メールが出回っている。添付ファイルを誤って開くと未修整の脆弱性が攻撃され、ウイルスへ感染する可能性があり、総務省やセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。

問題のメールは、「地方自治情報センター」を装って「住民税還付 還付追加―総務省」といった件名で送信されており、税金還付に関する情報提供を行うように見せかけ、細工したPDFファイルを開かせようとするという。

攻撃を確認したトレンドマイクロが調査したところ、誤って添付ファイルを開くと、脆弱性が悪用され、「BKDR_SYKIPOT.A」「TROJ_AGENT.ATML」に感染。感染後は、任意のプログラムが実行されたり、情報漏洩が発生する可能性があることが判明した。

今回悪用された脆弱性は、10月に明らかになったもので、Adobe Systemsでは、11月15日の週にアップデートの提供を予定しており、現在修正プログラムが提供されていない。総務省やトレンドマイクロでは、誤ってファイルを開かないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、11月の月例パッチを公開 - 悪用済み2件を含む脆弱性55件を修正
Google、「Chrome 94.0.4606.71」をリリース - ゼロデイ脆弱性などに対応
ADパスワード管理ツールの脆弱性、APT攻撃で悪用 - 米当局が注意喚起
Windowsのゼロデイ脆弱性、開発会社狙う攻撃で発見 - 検体公開後は試行増加
Kaseya、ゼロデイ攻撃受けたIT管理製品のアップデートを公開
MSPも利用するIT管理ツールがゼロデイ攻撃の標的に - 日本でも検知
MS、6月の月例パッチをリリース - 脆弱性6件がすでに悪用
「EC-CUBE」の無償診断サービスが緊急脆弱性に対応 - 痕跡調査も
Adobe、13製品向けにセキュリティアップデートを公開
「Adobe Acrobat/Reader」に14件の脆弱性、アップデートが公開 - すでにゼロデイ攻撃も