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相談件数全体は減少するも「Winny」関連の相談は倍増 - IPAまとめ

侵入被害のうち、ウェブページ改ざんが3件、外部サイト攻撃の踏み台に悪用されていたケースが1件。侵入の原因は、脆弱なパスワード設定が2件、ウェブアプリケーションの脆弱性悪用が1件、OSの脆弱性悪用が1件だった。

10月に寄せられた相談総件数は1813件で、3カ月ぶりに2000件を割り込んだ。特に「ワンクリック不正請求」に関する相談件数の減少が目立ち、前月の820件から603件に減少した。

その一方、「セキュリティソフトの押し売り行為」に関する相談は前月と同数の13件、「Winny」に関する相談は前月の3件から倍増して7件寄せられている。

(Security NEXT - 2010/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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