Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS月例パッチ、10月は「緊急」4件含む16件

マイクロソフトは、10月における月例セキュリティ更新プログラムの公開予告を行った。10月13日に公開する予定で、深刻度「緊急」4件を含む16件となる見込み。

深刻度がもっとも高い「緊急」とされるのは、「Windows」に関するプログラム4件。そのうち、「Internet Explorer」に関する脆弱性を解消するものも含まれる。いずれも、脆弱性を悪用されるとリモートでコードが実行されるおそれがある。

2番目に深刻度が高い「重要」レベルは10件。「Windows」や「Office」、サーバソフトウェア関連のプログラムが含まれる。情報漏洩や特権の昇格、サービス拒否、リモートでコードが実行される脆弱性などに対処する。

残り2件は深刻度「警告」のもので、いずれも「Windows」に関する脆弱性を修正する予定。

(Security NEXT - 2010/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加