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IPA、上半期における情報セキュリティの注目動向を報告 - 対Gumblar技術も

情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティの技術分野における2010年上半期の動向について取りまとめた報告書を発表した。

同機構の「情報セキュリティ技術動向調査タスクグループ」が2010年6月に開催した会合の内容をもとに、参加委員による2010年上半期の注目動向を取りまとめたもの。「楕円曲線暗号」の整備動向や、「MACsec」による「レイヤー2」の暗号化、「DNSSEC」などをはじめ、8件のトピックを収録した。

同報告書では、ウェブサイトの改ざんなど引き起こし、話題となった「Gumblar攻撃」対策についても触れ、ウェブサイト管理者におけるサーバ認証の導入や、エンドユーザー側におけるアウトバウンドのパケットフィルタリングといった対策を取り上げている。

(Security NEXT - 2010/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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