Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、9月29日に定例外パッチ - 「ASP.NET」のゼロデイ脆弱性に対応

マイクロソフトは、アドバイザリを公表していた「ASP.NET」の脆弱性について、9月29日に公開する定例外のセキュリティ更新プログラムで対応すると発表した。

提供が予定されているプログラムは、「ASP.NETプラットフォーム」における情報漏洩の脆弱性を解消するパッチ。脆弱性は、同プラットフォームを利用するウェブアプリケーションに影響があり、悪用された場合、サーバ上で暗号化されたデータが取得され、改ざんされるおそれがある。すでに脆弱性を悪用した攻撃が確認されている。

同社では、9月29日に先行してダウンロードセンターで提供を開始する計画で、「Windows Update」「Microsoft Update」「Windows Server Update Services」など自動配信についても準備が整い次第開始したいとしている。

(Security NEXT - 2010/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ