改ざんサイトの企業割合が17ポイント減少 - セキュアブレインレポート
同社では、個人サイトの割合が増加した背景にゲームサイトの被害増を指摘している。同社による4月の統計では、被害サイトの90%がブログだったが、今回の統計では、ゲームサイトが55%を占めたという。
ゲームサイトの改ざんではおもに、ほかの不正サイトに誘導するコードが埋め込まれるケースと、閲覧者のPCに直接攻撃を仕掛けるコードが埋め込まれるケースがあり、運営者は国内に限らず、韓国、台湾、米国なども含まれていた。
同社は、「ワンクリック不正請求」のあらたな手口として、有名人のブログのトラックバック機能を悪用する方法を紹介している。
有名人のうわさやゴシップ記事を装ったトラックバックでユーザーの興味を引き、ワンクリックサイトへ誘導するというもので、一般のブログでも発生する可能性があるとして、ブログの運営者はトラックバックの設定に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/08/30 )
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