ショートカット脆弱性への攻撃が継続中 - USB経由で拡散、国内流通は少数
ただし、海外の状況を見ると今後国内で感染が拡大することも否定できず、セキュリティ更新プログラムの適用など適切な対処が必要な状況は変わっていないのが現状だ。同社チーフセキュリティアドバイザーの高橋正和氏は、「初期の段階でSCADAの利用者が狙われた経緯もある。ネットワークと独立して管理されているケースがほとんどだが、引き続き注意してほしい」とコメントしている。
同脆弱性は、セキュリティ更新プログラムで解決することが可能だが、さらに同社では定例プログラムとともに「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)」を更新。脆弱性を攻撃する「Stuxnetファミリ」「CplLnkファミリ」のほか、「Vobfus」や「Sality」の亜種などへあらたへ対応している。
(Security NEXT - 2010/08/11 )
ツイート
PR
関連記事
Apple、最新OS「macOS Sequoia 15」を公開 - 80件近い脆弱性を解消
「macOS Sonoma 14.6」をリリース - 脆弱性69件を修正
Apple、「iPhone」や「iPad」などのセキュリティアップデートを公開
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
MS、4月の月例パッチで脆弱性147件に対応 - 1件は悪用済み
米当局、「Cisco ASA」など悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
Windowsのゼロデイ脆弱性「CVE-2024-21412」、昨年12月下旬より悪用
MS、2月の月例セキュリティ更新をリリース - ゼロデイ脆弱性2件に対応
Apple、「iOS 16.1」「iPadOS 16」を公開 - ゼロデイ脆弱性を修正