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スパムで拡散する難読化JavaScriptがマルウェアのトップに - フォーティネットまとめ

フォーティネットジャパンは、同社セキュリティ対策製品などで、5月21日から6月20日にかけて検知したインターネット上の脅威情報について取りまとめた。

同社によれば、期間中あらたに検知された脆弱性は201件で、そのうち35.3%にあたる71件で積極的な攻撃が確認された。脅威ランキングの1位は、前回と変わらず「Java.Deployment.Toolkit.Launch.Method.Access」で全体の60.2%を占めている。

また5位には、前回ランキングから順位を13上げた「MS.IE.Event.Invalid.Pointer.Memory.Corruption」が入った。これはIEの脆弱性を狙った攻撃で、2010年1月に発見され、2月以降は沈静化していたが、再び活発化したという。

(Security NEXT - 2010/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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