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McAfeeとCitrix、仮想デスクトップ向けセキュリティ対策で協業

McAfeeとCitrixが仮想デスクトップにおけるセキュリティ対策で協業すると発表した。

今回の協業を通じて、Citrix XenDesktopの利用者は、McAfeeの統合管理ツール「ePolicy Orchestrator」によってセキュリティ管理が行えるようになるなど、ユーザビリティが向上するという。

さらに両社は、VDIベースの仮想デスクトップ向けセキュリティソリューションを共同で開発し、ウイルス検知や定義ファイルの更新を集中管理することで仮想マシンへの負担を軽減するとしており、2010年下半期に発表を予定している。

また「XenClient」や「XenServer」で利用可能なハイパーバイザーをネイティブ環境として動作する検出機能「Management for Optimized Virtual Environments(MOVE)」についても開発を進める。

(Security NEXT - 2010/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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