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残存キャッシュからアクセスしたユーザーの氏名が流出 - ビジネス書販売サイト

ビジネス書籍の販売サイト「booknest」において、顧客の氏名が流出する不具合が発生していたことがわかった。

同サイトを運営するコンテンツワークスによれば、5月7日11時から10日11時までサイトにアクセスした会員の氏名が、キャッシュとしてサーバ内に保存される不具合が発生。キャッシュ保存期間内にほかのユーザーがアクセスした場合、ページの右上にキャッシュとして保存したユーザーの氏名が表示されたという。

会員19人分の氏名が流出したが、会員以外のユーザーの場合には「ゲスト」として扱われ流出は発生しなかったと同社では説明している。

同社では、対象となる顧客に謝罪。個人情報を表示するページにおいて、同様の不具合が発生しないようチェックを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2010/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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