Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数の偽セキュリティソフトが上位にランクイン - トレンド週間ランキング

トレンドマイクロは、4月19日から4月25日までのあいだに、国内で発見や感染の報告を受けたウイルスの状況について取りまとめた。

前回7位だった「WORM_DOWNAD.AD」が再びトップとなったほか、偽セキュリティ対策ソフトが2位と3位に入っている。また「Gumblar」関連ウイルス「MAL_HIFRM」が依然として10位以内に留まっている。

比較的あたらしいウイルスが、ランキングに登場しているのも今回の特徴で、4月20日に登場したトロイの木馬「TROJ_DLOADR.WUQ」が5位となったほか、ネットワーク経由で拡大するワーム「WORM_ZEYMAR.A」が初登場7位となった。

同社が検知したウイルスのランキングは以下のとおり。

国内のウイルス感染および発見報告数(2010年4月19日から2010年4月25日まで)

1位:WORM_DOWNAD.AD
2位:TROJ_FAKEAV.BJK
3位:TROJ_FAKEAV.BOL
4位:MAL_OTORUN2
5位:TROJ_DLOADR.WUQ
6位:TROJ_DLOADR.AQY
7位:WORM_ZEYMAR.A
8位:MAL_HIFRM-4
8位:MAL_HIFRM
8位:CRYP_PALEVO6
8位:CRYP_MANGLED

(Security NEXT - 2010/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知