Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

放送エリア外視聴へのセキュリティ対策を強化 - radiko

パソコン向けにラジオ放送を配信するIPサイマルラジオの実用化試験を行っているIPサイマルラジオ協議会は、ラジオサービス「radiko」において、実際の放送エリア外における視聴の制限を目的としたセキュリティ対策を実施した。

同協議会は、試験配信の趣旨について「都市部を中心とした難聴取の解消を目的」であることを強調。実質的な放送エリアに向けた試験配信として関係者から理解を得た上で運営している実状を説明している。

その上で「エリア外の聴取を可能にするサービス」が一般化すると、今後実用化が困難になる可能性があると指摘し、セキュリティの強化に至ったとした。関連アプリケーションを排除することが目的ではないとして、利用者へ理解を求めている。

(Security NEXT - 2010/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
サイトの応募企画に関する個人情報が流出した可能性 - 南日本酪農協同
【特別企画】サイバー攻撃の標的はOS以下のレイヤーへ - 求められる「信頼たる端末」
会員情報照会機能に大量アクセス、情報流出か - 健康食品販売会社
キヤノン製プリンタや複合機に「passback攻撃」のおそれ - 200モデル以上に影響
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
エコ企業定期券サイトが侵害、残存開発ツール経由か - 西鉄
サイバー攻撃に備えた工場向けBCP支援ツール - JNSAが無償公開
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer
委託先でランサム被害、調査完了まで約11カ月 - 損保ジャパン