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放送エリア外視聴へのセキュリティ対策を強化 - radiko

パソコン向けにラジオ放送を配信するIPサイマルラジオの実用化試験を行っているIPサイマルラジオ協議会は、ラジオサービス「radiko」において、実際の放送エリア外における視聴の制限を目的としたセキュリティ対策を実施した。

同協議会は、試験配信の趣旨について「都市部を中心とした難聴取の解消を目的」であることを強調。実質的な放送エリアに向けた試験配信として関係者から理解を得た上で運営している実状を説明している。

その上で「エリア外の聴取を可能にするサービス」が一般化すると、今後実用化が困難になる可能性があると指摘し、セキュリティの強化に至ったとした。関連アプリケーションを排除することが目的ではないとして、利用者へ理解を求めている。

(Security NEXT - 2010/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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