Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

auの回線契約を譲り受けた顧客の個人情報が閲覧可能に - 原因はプログラムミス

au携帯電話の顧客2837人分の個人情報が、同社サイトのサポート画面より顧客以外から一時閲覧できる状態だったことがわかった。

閲覧可能だったのは、au携帯電話の回線契約を譲り受けた顧客情報2387件。氏名、住所、電話番号、生年月日、契約日、料金支払方法、月間利用料金合計額、料金支払年月日のほか、そのうち5件では、クレジットカード番号や口座番号などが含まれる。

2009年5月11日から2010年4月6日6時まで、KDDIがウェブサイトで提供している「auお客さまサポート」画面において、譲り受けた顧客が暗証番号を以前のまま変更せず、「auお客さまサポート」に登録していない場合、回線契約を譲渡した以前の利用者から閲覧できる状態だった。

3月31日に顧客からの指摘があり、問題が判明。原因はシステム改修時のプログラムミスで、今回問題を指摘した顧客以外が情報を閲覧したケースは確認していないという。同社ではすでに修正が完了しており、対象となる顧客に説明と謝罪を行う。

(Security NEXT - 2010/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
学生ポータルで不具合、想定外の認証でアクセス可能に - 東経大
フォーム閉鎖時の設定ミスで応募者情報が閲覧可能に - 文京区
OS更新作業中にテスト出力した個人情報ファイルを外部公開 - 茨城県
サマースクール保護者説明会の案内メールを誤送信 - 藤沢市
小中2校で個人情報が生徒端末より閲覧可能に - 松戸市
クレジットウェブ申込システムで不具合 - AGペイメント
町史購入者向けのメールで送信ミス - 利府町